2011年02月02日

2011年1月27日/スティービー・ワンダー


Motown Records

1960年代から第一線で活躍しているR&Bの大御所「スティービー・ワンダー」を特集してお届けしました。
11歳でレコードレーベル・モータウンと契約し、モータウン一筋で今もなお活躍やくしているスティービー・ワンダー。30曲以上のUSトップ10ヒットを放ち、合計22部門でグラミー賞を受賞、最も受賞回数の多い男性ソロシンガーと言う輝かしい経歴。ローリングストーンズ誌が選ぶ最も偉大なシンガー100人の中では9位と言う名実ともに偉大な彼です。
名曲「心の愛」は、アメリカではビルボード誌のビルボードホット100、R&Bチャート、アダルト・コンテンポラリー・チャートの3部門で1位を獲得し、イギリスではスティービー初の全英シングルチャートで1位に輝きました。
それに日本ではテレビコマーシャルやドラマの主題歌にも使われました。じつは、もともと1979年にブレッド&バターに提供した曲で、歌詞はユーミンが担当し「特別な気持ちで」というタイトルで発表を待つばかりだったのが、直前になってスティービーから曲を返して欲しいと依頼があったそうです。結局「特別な気持ちで」はお蔵入りになってしまい5年後にカバーというカタチで再リリースされました。
また、「スーパーステーション」は1972年リリースのアルバム「トーキング・ブック」からシングルリリースされた曲で、もともとアルバムのセッションに参加したジェフ・ベックへのお礼に書かれた曲だったのですが、スティービーのマネージャーに反対されてジェフ・ベックの手に渡る事はありませんでした。しかし、その後お詫びとして1975年に「悲しみの恋人達」と言う曲を提供しています。なんか、こういう事が多いんでしょうか。スティービー・ワンダーって気前がいいんでしょうね。
それから、作品の質に厳しいと言う事で有名なスティービー・ワンダーは、今までお蔵入りした曲は数千にのぼると言われています。またアルバム制作時には、約10倍もある曲から絞り込むそうで、そう思うとヒットしない訳がないですよね。

オンエアはコチラ
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Isn't She Lovely
I Just Called To Say I Love You
Superstition
Sir Duke
Uptight (Everything's Alright)
You Are The Sunshine Of My Life
Part-Time Lover
For Once In My Life
Kiss Lonely Good-Bye (Single Version)
For Your Love
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Posted by Kohzoh Usami at 09:03Comments(0)番組内容

2011年02月02日

2011年1月20日/ジューシーフルーツ


コロムビアミュージックエンタテイメント

毎日寒い日が続きますが、この日はそんな寒さを吹き飛ばすようなホットであったかな楽曲をお届けしました。1980年頃日本中で流行ったテクノ音楽の流れをくむバンド、ジューシーフルーツです。
活動期間は1980年から1984年と短かったですが、独特な楽曲がとっても印象的でしたね。今、改めて聴くとけっこう新鮮です。
デビューシングルの「ジェニーはご機嫌ななめ」は、オリコン5位、37万枚を売り上げるという大ヒット曲でした。
それから資料によると、全曲をファルセットによるウィスパー・ボイスで歌いきるという、当時ではほかに類を見ない手法が話題を呼んだとの事です。
ジューシーフルーツ結成前は、近田春夫のバックバンドをやっていたとの事もあり、近田春夫はジューシーフルーツのプロデュースし、楽曲も色々と提供しています。
ところで、サザンオールスターズの曲で有名な「海」と言うのがありますが、実は1984年に桑田佳祐がジューシーフルーツのために書いた曲なんですね。で、それをセルフカバーしてサザンオールスターズのアルバム「人気者で行こう」に収録していました。1990年には芳本美代子がカバーしています。
また、ジューシーフルーツのアルバムにある曲に「夢見るシェルター人形」と言うのがありましたが、これ、聞き覚えのある方が多いと思いますよ。元の曲はフランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」で、世界中でカバーされてます。
日本ではオリジナルとして弘田三枝子、中尾ミエが1965年に歌っており、カバーとしては、ザ・ピーナッツ、越路吹雪、南沙織、麻丘めぐみ、石野真子ほか多くのミュージシャンがカバーしていますね。
また、ジューシーフルーツのヒット曲に「恋はベンチシート」と言うのがあり、その続編として「ベンチシート・その後」と言う曲が作られています。ベンチシートに買い換えたものの、やはり前のクーペが良かったと言うオチでした。というより、彼女が彼の誘いを断りたいが為に言ったのが「ベンチシートに買い換えて」だったんですね。で、「ベンチシート・その後」では、「まさかベンチシートのクルマに
買い換えるなんて…」という詩がありました。

オンエアはコチラ
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ジェニーはご機嫌ななめ
十中八九N.G
これがそうなのね仔猫ちゃん
恋愛スランプ
あやふやアバンチュール
恋はベンチシート
ベンチシート・その後
そんなヒロシに騙されて

夢見るシェルター人形
恋は何んでも知っている
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Posted by Kohzoh Usami at 08:57Comments(0)番組内容

2011年01月16日

2011年1月13日/スターダストレビュー


Sony-Music-Enyertainment

特集したのはスターダストレビュー。1980年始め頃から活躍中のJ-POPバンドです。実は、先週番組にリクエスト頂いたので、この日特集することにしました。
実はスターダストレビューを聴くのはかなり久しぶりなんです。改めてアルバム聴いたけど、いいですね~。蒼穹をかける飛行機雲を連想させます。彼らスターダストレビューの曲を聴くと、そんな爽快感が伝わってきますね。
1979年、グループ名「アレレのレ」でヤマハのポプコンに出場し、「おらが鎮守の村祭り」という曲で優秀曲賞を受賞しています。そして1981年、シングル「シュガーはお年頃」でデビューしました。
デビューにあたりグループ名を「アレレのレ」から「スターダストレビュー」に改名したわけですが、ジャズのスタンダードナンバー「スターダスト」とグループが持つ多様な音楽性をレビュー形式で披露したいとの事からこの名前「スターダストレビュー」にしたそうです。レビューには色々な意味がありますが、日本では演劇なんかを指すかな。歌や踊りと言った感じですね。
後半はカバー曲を3曲、高峰秀子「銀座カンカン娘」、笠置シズ子「東京ブキウギ」、坂本九「上をむいて歩こう」をお届けしましたが、素晴らしいアレンジでした。もちろん、これら名曲は時代が変わっても不朽なんでしょうが、いかにもスターダストレビューらしいアレンジで、改めて彼らの魅力を感じました。

オンエアはコチラ
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夢伝説
今夜だけきっと
もう一度ハーバーライト
Be My Baby
銀座ネオンパラダイス
銀座カンカン娘
東京ブギウギ
上を向いて歩こう
Stay My Blue-君が恋しくて-
木蘭の涙
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Posted by Kohzoh Usami at 17:11Comments(0)番組内容

2011年01月16日

2011年1月6日/アール・クルー


ワーナー・ブラザーズ

新春1回目の放送は爽やかな楽曲を用意しました。ギターのインストゥルメンタルです。ジャンルは一応ジャズになるんだけど、フュージョンと言ってもいいかかも知れませんね。
このアール・クルーを初めて知ったのは30年前のこと。
当時勤めていた会社のジャズ好きの先輩に教えてもらったのが最初でした。なんて爽やかなんだろうって思いました。
アール・クルーはアメリカ・デトロイト出身のギタリストで、現在57歳です。ナイロンギターを奏でる彼の最大の特徴と言えば、カラッとしてカントリー・フレーバー。ソウル的な粘っこさよりもカントリー的な明るさがあります。また、その独特な奏法も話題になりました。
年末年始の暴飲暴食で疲れた胃を休めるための七草粥ですが、胃腸と共に、年末年始の慌ただしさを少しでも緩和できればと思って爽やかな曲を特集してお届けしました。

オンエアはコチラ
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Midnight In San Juan
Brazilian Stomp
Across The Sand
Maybe Tonight
Last Song
Rainbow Man
Movin' On
Kissin' On The Beach
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Posted by Kohzoh Usami at 17:04Comments(2)番組内容

2010年12月31日

2010年12月30日/今年を振り返って


PYRAMID

今年最後の放送と言うことで、ちょっとオシャレなR&Bの曲をお届けしました。
私、宇佐美コーゾーがこの番組を担当する事になってほぼ1年。
2010年1月の最初に放送された「ミスタースリムの面白クラブ」に化粧師・秀さんとゲストとして出演し、次の週には代役としてマイクの前に座りました。
その後、番組タイトルを「オヤジの底ヂカラ」とし、70・80年代の楽曲・アーティストを特集してお届けする音楽番組が生まれたわけです。
70・80年代と言うと、私の青春時代。一番音楽を聴いていた時期でもあります。
あの頃の懐かしく、そして今では新しくさえ感じる曲をチョイスしてお届けしてきました。
この1年は多くのミュージシャンとの出会いの年でもありました。ラジオを通じて多くの方々との出会いもありました。
初めてづくしの1年でしたが、私にとっては有意義でしたね。ラジオをお聴きいただいたリスナーの皆さんにはお聞き苦しい点が多々あったかと思いますが、日々精進し、よりよい番組作りをと思っています。
来年も「オヤジの底ヂカラ」をよろしくお願いします。

オンエアはコチラ
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You Send Me / Sam Cooke
Ruler Of My Heart / Irma Thomas
When A Man Loves A Woman / Percy Sledge
Hello Stranger / Barbara Lewis
Rainy Night In Georgia / Brook Benton
Tell It Like It Is / Aaron Neville
Soul Man / Sam & Dave
Hold What You've Got / Joe Tex
Stand By Me / Ben E. King
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Posted by Kohzoh Usami at 12:07Comments(2)番組内容

2010年12月31日

2010年12月23日/ビバリーヒルズ・コップ


ユニバーサル インターナショナル

年末が近づき休日の今日はお掃除日和ってとこでしょうか。そんな訳でお掃除がはかどる軽快な曲と言うことで、1984年、エディ・マーフィの名前を一躍有名した映画「ビバリーヒルズ・コップ」のサントラ盤を特集してお届けしました。
このビバリーヒルズ・コップって映画、コメディ色の強い刑事ものの映画なんだけど、最初に脚本があがった時にはシルベスター・スターローンが主役をやる予定だったんですね。でも、スターローンが脚本にあるコメディ色を排除してタイトルも「コブラ」に変更するとなったんですが、予算の都合でキャスティングを変更し映画化されました。このスターローン案はのちに彼が主演した「コブラ」という映画になっています。
このビバリーヒルズ・コップで、エディ・マーフィのマシンガントークが有名になりました。映画のヒットで続編も作られましたが、しばらくはエディ・マーフィ主演の映画では、このマシンガントークは切り離せないものとなりました。ただ、このマシンガントーク、彼のキャリアを大きくしたのは間違いないですが、なかなか別のキャラクターに切り替えるのが大変だったようです。余談ですが、彼エディ・マーフィのマシンガントークは、ラッシュアワーでジャッキー・チェンと共演したクリス・タッカーが受け継いでいますね。
さてここでちょっと映画に触れてみましょう。シカゴの型破りな敏腕刑事のアクセル・フォーリーこと、エディ・マーフィ。彼の親友が殺された事で、そのヒントをビバリーヒルズにあるとにらみ、休暇をとって単身ビバリーヒルズに乗り込んだアクセル。シカゴのごみごみした街とは違い、セレブが集まるビバリーヒルズ。そのギャップの描き方も面白かったですね。
そんな中、得意のマシンガントークで高級ホテルのスイートルームをシングル価格でキープするアクセル。
映画だからこそあり得る展開で、口先だけでどんどん展開していくんですが、内容どうのこうのを楽しむ映画と言うより、エディ・マーフィのはちゃめちゃぶを楽しむ映画なんですね。それでもチラッと垣間見ることができるアクセルの知的な部分が映画のいいスパイスになっています。それが敏腕刑事につながってるんですよね。そのあたりの描写も観ていて気持ちいいですよ。
このビバリーヒルズ・コップは3年後の1987年に続編としてビバリーヒルズ・コップ2が公開され、さらに時間をおいて1994年にビバリーヒルズ・コップ3が公開されています。
さらに2008年頃から、ビバリーヒルズ・コップ4の制作が決まり、2010年に公開との話がありましたが、どうなっているのでしょうか。上映の噂は聞きませんね。
1作目のビバリーヒルズ・コップが公開された時代は、ハリウッド映画界も元気でした。今のようにCGもなく、役者やスタントマンが体当たりの演技をしており、映画そのものの作り込みや脚本もしっかりしていましたね。もちろん昨今のCGをふんだんに使った映像というのは素晴らしいものがありますが、人間臭い映像つくりが主だったこの時代1980年代の映画は今でもそれなりに楽しめますね。

オンエアはコチラ
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The Heat Is On / Glenn Frey
Don't Get Stopped In Beverly Hills / Shalamar
Do You Really (Want My Love) / Junior
Neutron Dance / The Pointer Sisters
Stir It Up / Patti LaBelle
Rock 'n Roll Me Again / The System
Gratitude / Danny Elfman
New Attitude / Patti LaBelle
Emergency / Rockie Robbins
Axel F / Harold Faltermeyer
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Posted by Kohzoh Usami at 11:52Comments(0)番組内容

2010年12月31日

2010年12月16日/ザ・キング・トーンズ


ポリドール

世間はクリスマス一色ですが、この番組だけは独自の路線で貫きますよ。今日は、かな~り古い曲を特集します。以前、ラッツ&スターを特集した時に、日本のドゥアップの元祖とも言うべきグループとして紹介した事があります、ザ・キング・トーンズを特集してお届けしました。
1曲目は「ドゥワップ・トゥナイト」をお届けしましたが、この曲はドゥ・ワップですが、他の曲はどちらかと言えばR&B・リズムアンドブルースのコーラスグルーブって感じですね。
今日は懐かしいと言うより、初めて聴く方のほうが多いんじゃないでしょうか。
このキング・トーンズは、1959年に結成しているんですね。活動拠点が米軍キャンプと言うんだから、時代の古さが伝わると思います。
ボーカルの内田正人さんは1936年生まれなんです。74歳ですよ。まだ現役ですよね。すごいです。声も変わりません。
若い頃の容姿は知りませんが、私の知ってる内田さんはサングラスをかけた丸顔のおっちゃんなんですね。でも、存在感がすごい。
キングトーンズと言えば、和歌山の人にとって覚えのあるところで、JAのコマーシャルで「わっわ~和歌山~」って歌ってましたね。和歌山県のコマーシャルソングでした。当時、有線リクエストの県内第1位にもなったそうですよ。
それから1994年に和歌山マリーナシティで行われたリゾート博の中でも歌ってたように覚えてるんですが、どうだったでしょうか。
そして名曲「グッド・ナイト・ベイビー」。この曲、1969年のオリコンで2位に輝きました。さらにアメリカ・ビルボード誌R&B部門で48位になっています。
当時のレコード販促のコピーとして「忘れられないこのメロディー R&Bの決定版!!」とあったそうです。
それから番組でおかけした「ライオンは寝ている」。元々は1939年にソロモン・リンダによってかかれた曲で、彼のグループ「イブニング・バーズ」によって演奏されました。
南アフリカでは1940年代に10万枚も売れるヒット曲となりも後にアフリカのアカペラの音楽スタイル「ムブーベ」の元となったそうです。有名な曲ですよね。
かなり古い曲ばかりでしたが、今でも十分通用するんじゃないかなと思います。

オンエアはコチラ
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Doo-Wop! Tonight
In The Still Of The Night (夜の静寂に)
涙のグラジュエーション・デイ
エンドレス・サマー
オンリー・ユー
グッド・ナイト・ベイビー(英語版)
ドック・オブ・ベイ
煙りが眼にしみる
ライオンは寝ている
マウンティン・ハイ
ベイビー・ カム・ホーム
マッチョ・マン
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Posted by Kohzoh Usami at 11:43Comments(1)番組内容

2010年12月31日

2010年12月9日/カーペンターズ


ビクターエンターテイメント

世間はクリスマス一色。クリスマスソングで街の賑わいをよりいっそう楽しいものにしているようです。
が、この番組ではクリスマスとは無縁で進めていきたいと思います。ただね、年末の慌ただしさを少しでも緩和できるような曲選びをしているんですよ。と言うことで、今日は兄弟のポップスデュオ「カーペンターズ」を特集しました。
カーペンターズと言えば「イエスタディ・ワンス・モア」。1973年にシングルリリースされたご存知・超有名曲です。1973年のビルボード・ホット100で第2位に。そして日本・イギリスではカーペンターズ最大のヒット曲となり、日本での公称セールスは100万枚以上。オリコン洋楽チャートでは26週間、第1位に輝きました。
また「スーパースター」は1969年にデラニー&ボニーが発表した曲で、1971年にカーペンターズがカバーして世界的に大ヒットしました。
テレビでベット・ミドラーが歌っているのを見た兄が妹・カレンにぴったりだと思いカバーしたそうですが、歌詞はオリジナルから一部書き換えられているそうです。
それから「プリーズ・ミスター・ポストマン」。これはカーペンターズと言うより、オールディーズと言った方がいいかも知れません。1961年マーヴェレッツが歌った曲で、同年1961年にのビルボード週間ランキング1位を獲得、年間ランキングは19位でした。そしてダイアナ・ロス、ジャクソン5、テンプテーションズ、スティービー・ワンダーという名だたる歌手・グループにカバーされた曲なんですね。そしてカーペンターズは1974年にカバーし、全世界でチャート1位に輝きました。
さて、このカーペンターズ。お兄さんリチャード・カーペンターと妹、カレン・カーペンターの兄弟デュオで、私のイメージは優等生ポップスシンガーって言うイメージでしたね。
活動は1969年から1983年。残念な事に妹カレンの死去により活動が中止されました。

オンエアはコチラ
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Yesterday Once More
Superstar
Rainy Days And Mondays
Goodbye To Love
Sing
Top Of The World
Jambalaya (On The Bayou)
Please Mr. Postman
Only Yesterday
The Rainbow Connection
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Posted by Kohzoh Usami at 11:33Comments(2)番組内容

2010年12月04日

2010年12月2日/エリック・クラプトン


ワーナーミュージック・ジャパン

今日は私の40代最後の誕生日。少しは大人になったかなと言うことで大人なチョイスです。エリック・クラプトンの「アンプラグド」を特集いたしました。
この「アンプラグド」はアメリカの音楽番組「MTV」で放送されたものなのでライブ版になります。アンプラグドという言葉は、直訳すると「プラグが無い」、つまり電気楽器を使っていない。と言うことは、エリック・クラプトンの場合はアコースティックギターを使用しているという事ですね。
このエリック・クラプトン、世界の4大ギタリストの称号与えられた1人で、ちなみに他の3人はジミ・ヘンドリックス、カルロス・サンタナ、ジェフ・ベックがいます。
またローリングストーズ誌2003年8月号にある「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」では堂々の4位に輝いています。ギターの名手なんですよね。
そして番組内でお届けしたティアーズ・イン・ヘヴン。この曲けっこう有名で聴いた事のある方も多いと思うんですが、映画「ラッシュ」の主題歌としてリリースされ、1992年に全米シングルチャート2位、1993年のグラミー賞で最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀ポップ男性歌手賞に選出されました。
しかし、それよりもこのティアーズ・イン・ヘヴンは、まだ幼かった子どもを事故で亡くし、息子を追悼する曲としてかかれたそうです。
さて、このエリック・クラプトンは1945年イングランド生まれの65歳。1963年、バンド・ルーターズでデビューし、夏にはロンドンで注目を集めていたバンド・ヤードバーズに迎えられます。しかし2年後にはメンバーとの対立から脱退しますが、その代わりに後に有名になるジェフ・ベック、ジミー・ペイジが参加しているんですね。
クラプトンはその後、ブルースブレイカーズに参加。この頃、ロンドンの街中に「クラプトン・イズ・ゴッド」の落書きが多く見られるようになり、この頃から「ギターの神様」と呼ばれるようになったそうです。
ブルースブレイカーズを脱退したクラプトンは、ジャック・ブルースやジンジャー・ベイカーたちと「クリーム」を結成。またまた人間関係のもめ事からバンドは解散し、スティーヴ・ウィンウッドやジンジャー・ベイカーたちと「ブラインド・フェイス」を結成。1枚のアルバムをリリースしただけで解散しました。
その後、エリック・クラプトンはアメリカに渡りデレク・アンド・ザ・ドミノスを結成し、ソロ活動を始めたわけです。
以前、この番組でジョージ・ハリスンを特集した時に触れましたが、エリック・クラプトンとジョージ・ハリスンは親友関係なんですが、このレイラと言う曲はジョージ・ハリスンの前妻であり、当時のクラプトンの奥さんの為にかかれた曲だと言われています。有名な話ですよね。
アメリカに渡ってからのエリック・クラプトンは、色んなバンドに参加したり、自らのバンドを率いたりして音楽活動をやっていましたが、1991年には自らのバンドを率いてジョージ・ハリスンの日本公演のサポートのために来日しています。ただ、この年に前述した息子の事故があり、しばらく休養しました。なので、この1991年のジョージ・ハリスンの日本公演はとってもレアだったんですよね。

オンエアはコチラ
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Before You Accuse Me
Hey Hey
Tears In Heaven
Lonely Stranger
Nobody Knows You When You're Down & Out
Layla
Running On Faith
Walkin' Blues
Alberta
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Posted by Kohzoh Usami at 18:26Comments(0)番組内容

2010年11月25日

2010年11月25日/カップヌードルCMソングコレクション


MH---GT-music

世界でもっとも食されているインスタントカップ麺のカップヌードルが生まれたのは、1971年の事。来年で40周年を迎えるんですね。
発売当時から印象的なコマーシャルがテレビから流れていましたが、35周年になる2006年にそんなコマーシャルソングを集めたCDが発売されました。題して「カップヌードルCMソングコレクション」。今日はそこから時系列でお届けしたいと思います。
初めてのCMソングは「日清カップヌードル ハッピーじゃないか」。もちろん1971年の曲です。たまたま、この間テレビでこの映像を見ましたよ。私、10歳だったからさすがに懐かしさはなかったですね~。カップヌードルの存在を知ったのは中学生になってからかな。
すぐ近所に販売機が出来て、お湯の出るタイプのでしたよ。それと透明のフォークね。それに部活の時に食べたりしてました。
あと、覚えてるかな~。同じ頃「カップスター」ってのもありましたよね。たしか純アリサがCMしていました。あまり売れなかったみたいだね。それにカップライスもあったなぁ。これもイマイチだったわ。
それからロブバードの「ボーンフリー・スピリット」。この曲は1980年にシングルリリースされました。この曲をコマーシャルで聴いた時、すごく気に入っちゃってシングルレコード買いましたもん。今聴いてもワクワクする曲なんですよ。
その後も当時の流行歌を取り入れ、画期的な映像のCMを届けてくれたカップヌードル。
今も世界のどこかで、日本のどこかで食されているんでしょうね。

オンエアはコチラ
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笠井紀美子 & デューク・エイセス/日清カップヌードル ハッピーじゃないか
ロブバード/ボーンフリー・スピリット
大沢誉志幸/そして僕は途方に暮れる
中村あゆみ/翼の折れたエンジェル
HOUND DOG/ff (フォルティシモ)
鈴木雅之/ガラス越しに消えた夏
遊佐未森(ゆさみもり)/地図をください
CHAGE&ASKA/太陽と埃の中で
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Posted by Kohzoh Usami at 19:08Comments(0)番組内容