2011年02月02日
2011年1月20日/ジューシーフルーツ
コロムビアミュージックエンタテイメント
毎日寒い日が続きますが、この日はそんな寒さを吹き飛ばすようなホットであったかな楽曲をお届けしました。1980年頃日本中で流行ったテクノ音楽の流れをくむバンド、ジューシーフルーツです。
活動期間は1980年から1984年と短かったですが、独特な楽曲がとっても印象的でしたね。今、改めて聴くとけっこう新鮮です。
デビューシングルの「ジェニーはご機嫌ななめ」は、オリコン5位、37万枚を売り上げるという大ヒット曲でした。
それから資料によると、全曲をファルセットによるウィスパー・ボイスで歌いきるという、当時ではほかに類を見ない手法が話題を呼んだとの事です。
ジューシーフルーツ結成前は、近田春夫のバックバンドをやっていたとの事もあり、近田春夫はジューシーフルーツのプロデュースし、楽曲も色々と提供しています。
ところで、サザンオールスターズの曲で有名な「海」と言うのがありますが、実は1984年に桑田佳祐がジューシーフルーツのために書いた曲なんですね。で、それをセルフカバーしてサザンオールスターズのアルバム「人気者で行こう」に収録していました。1990年には芳本美代子がカバーしています。
また、ジューシーフルーツのアルバムにある曲に「夢見るシェルター人形」と言うのがありましたが、これ、聞き覚えのある方が多いと思いますよ。元の曲はフランス・ギャルの「夢見るシャンソン人形」で、世界中でカバーされてます。
日本ではオリジナルとして弘田三枝子、中尾ミエが1965年に歌っており、カバーとしては、ザ・ピーナッツ、越路吹雪、南沙織、麻丘めぐみ、石野真子ほか多くのミュージシャンがカバーしていますね。
また、ジューシーフルーツのヒット曲に「恋はベンチシート」と言うのがあり、その続編として「ベンチシート・その後」と言う曲が作られています。ベンチシートに買い換えたものの、やはり前のクーペが良かったと言うオチでした。というより、彼女が彼の誘いを断りたいが為に言ったのが「ベンチシートに買い換えて」だったんですね。で、「ベンチシート・その後」では、「まさかベンチシートのクルマに
買い換えるなんて…」という詩がありました。
オンエアはコチラ
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ジェニーはご機嫌ななめ
十中八九N.G
これがそうなのね仔猫ちゃん
恋愛スランプ
あやふやアバンチュール
恋はベンチシート
ベンチシート・その後
そんなヒロシに騙されて
海
夢見るシェルター人形
恋は何んでも知っている
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Posted by Kohzoh Usami at 08:57│Comments(0)
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