2010年10月14日

2010年10月14日/シーナ&ロケッツ


スピードスターワン

1978年デビューのジャパニーズ・ロック・シーナ&ロケッツを特集してお届けしました。
知名度としてはどんなもんでしょうか。まだ現在も活動中なんですが、ライブが中心であまりテレビには出ていないので知らない人の方が多いかも知れませんね。
特にロックに興味のない人は、たぶん今日初めて聴く曲ばかりかもしれません。
ただ、色んなジャパニーズ・ロックがある中、私にとってシーナ&ロケッツはポップス寄りではなく、純粋なロックなんじゃないかなって思ってます。でも、そんなにハードじゃないですよ。
このシーナ&ロケッツを語る上で外せないのが、ボーカルのシーナはもちろんですが、まずは鮎川誠です。
ギタリストで作曲家でボーカルで俳優なんです。と言ってもほとんどギタリストと作曲家としての活動が多いんだけど、昔、テレビコマーシャルに出ていた事もあるし、映画も何本か撮っているんですよね。
なんといってもその風貌が印象的で、長身で細長い顔をしていて、いつも真っ黒なサングラスをしています。そして、話す言葉はバリバリの九州弁。筑後弁らしいですよ。
父親がアメリカ軍人というハーフなんですが、その容姿を見れば頷けますね。
ボーカルのシーナは鮎川誠の妻で、もちろんシーナ&ロケッツのメインボーカルです。この人・シーナの容姿も独特と言うか、昔はすごい髪型でしたね。まるでライオンのような、うまく言えないけどそんな感じです。
本町ラグタイムのオーナー・うさぎさんのイメージもあるかなぁ~。知る人ぞ知るって感じだけど(笑)

シーナ&ロケッツの曲は、どの曲も歌詞がはっきり聴き取れるでしょ。これがスゴイと思うんですよ。
当たり前と言えばそうかも知れないけど、ことロックな曲は何を言っているか解らないのが多い中、わりとアップテンポな曲なのにしっかりと歌詞を歌ってるんですよね。この辺が好きなところかな。
さて、このシーナ&ロケッツ。バンド名の由来はシーナの本名「悦子」と「ロック」を掛け合わせて「ロケッツ」とし、それだけじゃ寂しいからと、その前にメインボーカルの「シーナ」の名前をつけたんですね。
それから、1979年に「ユー・メイ・ドリーム」がブレイク。アメリカ、フランスでもレコードデビューしています。
1980年代はテレビでも音楽番組がたくさんあって、いくつかの番組に出演していますね。シーナと鮎川誠のキャラクターの面白さ、気さくさもあってトーク番組にも出ていたと思いますよ。

オンエアはコチラ
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SWEET INSPIRATION
PRETTY LITTLE BOY
LET'S GO PLAZA
A MAIN LOVER
DOO WAP DANCE
LEMON TEA
TIME LIMITED BOMB
YOU MAY DREAM
BIG BEAT
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Posted by Kohzoh Usami at 20:29Comments(0)番組内容

2010年10月14日

2010年10月7日/ビリー・ジョエル


Sony Music Direct

青春時代ど真ん中だったアーティスト・ビリー・ジョエルを特集してお届けしました。
ビリー・ジョエルと言えばアメリカのメジャー・ポップシンガーとして不動の地位を築いていますが、活動は1971年からスタートして今も現役で活躍されていますね。
さて、ビリー・ジョエルなんですが、戦時中、アメリカに亡命したドイツ系ユダヤ人の父とイギリス系ユダヤ人の母を持ち、1949年ニューヨークはブロンクスで生まれました。14歳から音楽活動を初めましたが、なかなか成功せず、精神衰弱から入院したりと苦労したようですね。
そして1971年、アーティ・リップに才能を見いだされファーストアルバム「コールド・スプリング・ハーバー」をリリースするも、勝手に録音速度を変えられとてもビリー・ジョエルの声とは思えないようなアルバムになったそうです。もちろん、ヒットする事もなく、またまた人間不信におちいり鬱病が進行して自宅に引きこもる毎日を過ごしたそうですよ。
その後、名前をビル・マーティンとして、クラブを中心にライブ活動をしている時に、コロムビア・レコードと契約。そして1973年にセカンドアルバム「ピアノ・マン」で再デビューしました。そしてゴールド・ディスクに輝き、後のヒット曲をがんがん出す元となったようですね。

オンエアはコチラ
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【マイ・ライフ】この曲は1978年にリリースされた通算6枚目のアルバム「ニューヨーク52番街」に収録されている曲で、このアルバム「ニューヨーク52番街」は全米チャート1位に初めてなったアルバムで今お届けした「マイ・ライフ」は全米3位に輝いています。

【オネスティ】日本では有名な曲ですが、全米チャートでは24位だった曲です。それでもすごい事なんですよ。この「オネスティ」の歌詞なんですが、世の中が不誠実にあふれ、誠実さを得ることは難しいが、それでも誠実さを求めていく と言った内容の歌詞なんです。
特に日本では人気で、アメリカ版のベストアルバムには収録されませんでしたが、日本版には収録されていたんですね。それからテレビCMにも使われていました。

【あの娘にアタック】この曲はビリー・ジョエル通算9枚目のアルバム「イノセント・マン」に収録されている曲で、1983年の作品です。原曲タイトルは「テル・ヒィア・アバウト・イット」。ノリのいい曲ですよね。こういうの聴いていると、エルトン・ジョンと似てるなぁって思います。このアルバム「イノセント・マン」は全米で4位、全英で2位に輝き、シングルカットされた「あの娘にアタック」は全米1位に輝きました。

【アップタウン・ガール】この曲もシングルリリースされ、全米3位、ビルボード誌1983年年間ランキングで18位、イギリス週間チャートでは1位に輝きました。テンポいい曲ですよね。

【ストレンジャー】ビリー・ジョエルにとって通算5枚目のアルバムで、大ブレイクしたアルバムで、全米アルバムチャート2位に輝きました。
このアルバム「ストレンジャー」は当時のコロムビア・レコードでもっとも売れたアルバムとなりました。
それから、日本ではちょうどディスコブーム。このストレンジャーに統一振り付けをして、そろって踊っていたそうですよ。

【ガラスのニューヨーク】この曲は、1980年にリリースされた通算7枚目のアルバム「グラス・ハウス」に収録されている曲で、シングルリリースされ全米7位になりました。

【シーズ・ガット・ア・ウェイ】ファーストアルバム「コールド・スプリング・ハーバー~ピアノの詩人」に収録されている曲です。このアルバム自体、ちゃんと聴いた事がないのですが、2曲目にある「ユー・キャン・メイク・ミー・フリー」という曲がテープの回転数を早めて収録されていたそうですよ。

【ピアノ・マン】1973年にリリースされたセカンドアルバム「ピアノ・マン」に収録されている曲で、ビリー・ジョエル自身の初のシングルリリースされた曲でもありました。この時は全米25位になっていますね。
ビリー・ジョエル自身、この曲を大切にしていて、最近までライブの定番曲となってまいました。  


Posted by Kohzoh Usami at 20:24Comments(1)番組内容

2010年10月14日

2010年9月30日/ピチカート・ファイブ


SONY

1984年から2001年まで活動していたグループ・ピチカート・ファイブ。その中でもソニー在籍時代にリリースされたベスト・アルバム「アンティーク96」を特集してお届けしました。
今日お届けするのは、ピチカート・ファイブを知っていると言う方でもあまり聞いた事がない曲が多いかもしれませんね。
そもそも、このピチカート・ファイブ自体が国内ではあまり有名じゃないのかも知れませんが、実は欧米諸国では人気あるんですよね。
あのミック・ジャガーがピチカート・ファイブのファンだというのも以外と知られていない事実。
1990年、渋谷系と言われたグループですが、自らを「ハッピー」「キャッチー」「グルーヴィー」「ファンキー」と形容していたそうです。もうひとつ意味がわからないんだけどね。
このピチカート・ファイブ、デビューから解散まで、けっこうメンバーチェンジしているんだけど、その名前に触れるよりも、彼らを取り巻く人々に焦点を当てた方が面白いんですよね。
まず、元YMOの細野晴臣がプロデュースしていたり、映画「チャーリーズ・エンジェル」や「プレタポルテ」でピチカート・ファイブの楽曲が使用されるなど、ほんと海外での評価が高かったんですよね。
今日はコメントが難しいですね。うまく言えないけど、パステル調の絵みたいな感じです。
色鉛筆で描いたような、パステルカラーで描かれたふわっとした絵。そんな感じの曲が多いですね。
絵画で言うと、スーラーの絵をもっとポップにした感じ…余計伝わらないかな。
今回はピチカート・ファイブのソニー在籍時代のベストアルバム「アンティーク96」を特集してお届けしました。
どの曲もふわっとした感じの曲ばかりでしたね。私自身そんなに詳しくはないんだけど、前に聴いてからなんか印象に残っていたので、今日はラジオの前のアナタにも聴いてもらいたくって特集してみました。

オンエアはコチラ
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キスキス・バンバン
憂鬱天国
皆笑った
惑星
アパートの鍵
ワールド・スタンダード
ラヴァーズ・ロック
恋のテレビジョン・エイジ
7時のニュース
眠そうな二人
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Posted by Kohzoh Usami at 20:15Comments(0)番組内容

2010年10月14日

2010年9月23日/KISS


Casablanca 写真はセカンドアルバム「Dressed To Kill」

1973年に結成されたハードロックバンド、私が学生の頃からこよなく愛するKISSを特集してお届けしました。
しかも、お昼の番組でハードロックはちょっとキツイかなと思い、今日のチョイスはかなりマニアック。なかには日本全国のラジオ局でも流れた事のない曲もあるかも知れませんよ。
まず、オープニングタイトルでお届けした曲は、1978年にKISSメンバーがそれぞれリリースしたソロ・アルバムの中からリードギタリスト・エース・フレーリーの「ニューヨーク・グルーヴ」でした。
KISSは4人のメンバーで構成されているロックバンドですが、まず、ボーカル・ギターのポール・スタンレー、ボーカル・ベースのジーン・シモンズ、ボーカル・ドラムのピーター・クリス、そしてさきほどお届けしたリードギターのエース・フレーリーです。もちろん今も活躍するバンドですが、何度かメンバーチェンジがありました。でも、私にとってのKISSはこの4人なんですね。

オンエアはコチラ
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【Beth】1976年にリリースされた4枚目のアルバム「デストロイヤー」に収録されている名曲です。ステージ中央で椅子に座って歌い上げるピーターが印象的でした。

【Sweet Pain】ひょっとしてラジオから流れたのが初めての曲かも知れませんね。ボーカルはベースのジーン・シモンズ。

【Hooligan】この曲は1977年にリリースされた6枚目のアルバム「ラブ・ガン」に入っている曲で、ライブではよくやっている曲なんですよね。ボーカルはドラムのピーター・クリス。個人的には彼の歌が好きなんですよ。
このラブ・ガンって言うアルバムは、アルバムタイトルでもあるラブ・ガンが大ヒットしているので、タイトルだけは聞いた事があるかも知れませんね。

【Then She Kissed Me】この曲もラジオ初な気がします。ボーカルはメインボーカルのポール・スタンレー。ちょっと紹介が遅れたけど、彼ら4人はまずその奇抜なメイクが有名で、日本のセイキマツなんかは、私に言わせれば和製KISSなんですよね。その独特な衣装・メイク・ステージ。学生の頃、その風貌にやられちゃいました。

【Hard Luck Woman】この曲は1976年にリリースされた5枚目のアルバム「ロックン・ロール・オーバー」からシングルカットされた曲です。
ボーカルはハスキーな歌声からも分かるように、もちろんピーター・クリス。

【Ladies Room】これは結構有名な曲で、前半最後に紹介したアルバム「ロックン・ロール・オーバー」に収録されています。この曲はライブでは定番で、合間に入るカウベルの音にあわせて、ポール・スタンレーが腰を振って踊る姿が有名なんですよ。ボーカルはジーン・シモンズでした。

【Down On Your Knees】この頃はKISSの低迷期でした。新曲も何か乗り切れてない感じでしたが、この「闇の祈り」のギターが好きなんですよね。

【Shandi】この時代ユーロビートブームで、アルバム「仮面の正体」に収録されている曲はKISSらしくないのが多いんですよね。
この前に発売されたアルバム「地獄からの脱出」もユーロビートが多く、最近、カメラのCMでも使われていた「ラヴィン・ユー・ベイビー」も収録されていました。

【Into The Void】ボーカルはリードギターのエース・フレーリー。このアルバム「サイコ・サーカス」は、日本向けのみボーナス・トラックとしてエース・フレーリーの曲がもう1曲入っているんですよね。さらにアルバム自体が日本版の初版のみポップ・アップ3Dジャケットでした。  


Posted by Kohzoh Usami at 19:05Comments(0)番組内容