2010年11月18日

2010年11月18日/レイ・チャールズ


Atlantic-Wea

レイ・チャールズと言えば、思い出される映画が色々ありまして、それこそ先週特集したブルースブラザーズの1作目で登場していました。そして、今日は、彼・レイ・チャールズの伝記映画「レイ」の事を少し紹介したいと思います。
2004年10月にアメリカで公開されましたが、その公開を待たずにレイ・チャールズは他界してしまいました。
しかし、映画制作中は現場にレイ・チャールズが訪れ主演のジェイミー・フォックスの歌を聴いて「私の後継者になれる」というエピソードが残っています。
この映画では主演のジェイミー・フォックスはアカデミー主演男優賞を受賞していますね。それほどレイ・チャールズ本人に似ていました。この映画は何度か観ましたが、まるで本人が歌っているような錯覚におちいってしまいます。
この映画、レイ・チャールズが好きなら、また今日の特集でレイ・チャールズを気に入って頂けたなら、ぜひ観て頂きたい映画です。クインシー・ジョーンズとの出会いなんかもあって、二人の関係がよく分かります。
レイ・チャールズは1930年アメリカ・ジョージア州生まれで、6歳の時に緑内障の為に失明しています。この辺は映画でも詳しく描かれていますが、そんなハンディを背負いながらも、リズムアンドブルース、ゴスペル、ジャズを自らのカタチで歌い続けてきました。ソウルの神様という別名もあるくらいなんですよ。
このレイ・チャールズ。歌声もさることながら、その歌い方も好きで、もともといかり肩なのかな、両肩をすくめたようなポーズで身体を左右にゆさぶりながらピアノを弾いて歌うんです。足は大きく足踏みしながらテンポをとってね。ピアノのペダルを踏まない時は両足で足踏みしていますよ。だから身体が左右に振れるのかも知れませんね。この歌い方、なんだかとっても好きなんです。
さて、レイ・チャールズがまだ若かった頃は、黒人差別もはげしく、黒人差別に反対したレイ・チャールズはジョージア州でのコンサートをドタキャンした為、ジョージア州議会はレイ・チャールズを追放しちゃったんですね。1965年のことでした。その後1979年まで続きました。そして、「わが心のジョージア」を正式な州の歌として認定したそうです。

オンエアはコチラ
===========================
I Don't Need No Doctor
Unchain My Heart
That Lucky Old Sun
Hit The Road Jack
I'll Be Good To You
Imagine
Georgia On My Mind
Mess Around
Yesterday
Hallelujah I Love Her So
I'm Movin' On
(Night Time Is) The Right Time
Lonely Avenue
===========================  


Posted by Kohzoh Usami at 16:57Comments(1)番組内容