2010年08月06日

2010年8月5日/ダウン・タウン・ブキウギ・バンド

2010年8月5日/ダウン・タウン・ブキウギ・バンド
EMIミュージック・ジャパン

8月5日お届けしたのは、ダウン・タウン・ブキウギ・バンドのベストアルバム「ヴィンテージ」。
8月に入って初めての放送は、私個人が夏を感じる曲をお届けしたく、今回のアルバムをチョイスしました。
その夏を感じる曲とは1977年3月にシングルリリースされた「サクセス」。
曲の冒頭「♪ブラインドいっぱい開けた部屋では〜」ここからギラギラした夏を感じたものです。
まだ学生だった私にとって、この曲は夏を感じ、大人を感じた曲でもありました。当時、化粧品のCMソングとしてテレビで初めて聴いたものです。

さて、このダウン・タウン・ブキウギ・バンド。もともとこの長い名前は、1972年末に「サディスティック・ミカバンド」に対抗して宇崎竜童が思いついた名前で、当時のバンド仲間に「ダウン・タウン・ブキウギ・バンド」でメジャーデビューしようと持ちかけたものの、メンバーが怖じけ付いた為、当時のアマチュアバンドは解散。その後、メンバー探しに奔走して1974年のデビューとなったそうです。
1974年4月のデビュー曲は「知らず知らずのうちに」でした。
また、のちのヒットとなった「スモーキン・ブギ」。それ以前は、古く笠置シズ子の買い物ブキ等がありましたが、当時の私にとっては新鮮なものでした。
ちなみに、このブキウギ。これはブルースから派生したジャズ音楽のひとつ。ブルース・ピアノの奏法で、左手で8分音符のベース・ラインを弾き、右手はメロディーをフェイクしていく。これがスタイルとして定着すると、アップ・テンポのブルースやロックンロール全般を指す言葉になったそうで、1920年代後半にシカゴのピアニストによりアフリカ系アメリカン人の間で流行したそうです。(音楽用語辞典調べ)

それからリーダーの宇崎竜童と阿木曜子が作り出す楽曲も忘れてはいけません。実に多くのアーティストに多種多様な楽曲を提供していますが、やはり有名なのは山口百恵。彼女の後半の楽曲はほとんどがこの二人だったと思います。
その他には一例として、木之内みどりの「硝子坂」のちに高田みずえがカバーしましたが、高田みずえの方が有名かな。それから、研なおこの「愚図」、郷ひろみ「禁猟区」、ジェロ「海雪」、内藤やすこ「思い出ぼろぼろ」、薬師丸ひろ子「紳士同盟」、由紀さおり「う・ふ・ふ」等々

オンエアはコチラ
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知らず知らずのうちに
恋のかけら
涙のシークレット・ラヴ
沖縄ベイ・ブルース
サクセス
愛しのティナ
身も心も
トラック・ドライヴィング・ブギ
涙のヴァイア・コンディオス
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来週は阿川泰子を特集してお届けします。


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Posted by Kohzoh Usami at 01:18│Comments(0)番組内容
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