2010年12月31日

2010年12月30日/今年を振り返って


PYRAMID

今年最後の放送と言うことで、ちょっとオシャレなR&Bの曲をお届けしました。
私、宇佐美コーゾーがこの番組を担当する事になってほぼ1年。
2010年1月の最初に放送された「ミスタースリムの面白クラブ」に化粧師・秀さんとゲストとして出演し、次の週には代役としてマイクの前に座りました。
その後、番組タイトルを「オヤジの底ヂカラ」とし、70・80年代の楽曲・アーティストを特集してお届けする音楽番組が生まれたわけです。
70・80年代と言うと、私の青春時代。一番音楽を聴いていた時期でもあります。
あの頃の懐かしく、そして今では新しくさえ感じる曲をチョイスしてお届けしてきました。
この1年は多くのミュージシャンとの出会いの年でもありました。ラジオを通じて多くの方々との出会いもありました。
初めてづくしの1年でしたが、私にとっては有意義でしたね。ラジオをお聴きいただいたリスナーの皆さんにはお聞き苦しい点が多々あったかと思いますが、日々精進し、よりよい番組作りをと思っています。
来年も「オヤジの底ヂカラ」をよろしくお願いします。

オンエアはコチラ
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You Send Me / Sam Cooke
Ruler Of My Heart / Irma Thomas
When A Man Loves A Woman / Percy Sledge
Hello Stranger / Barbara Lewis
Rainy Night In Georgia / Brook Benton
Tell It Like It Is / Aaron Neville
Soul Man / Sam & Dave
Hold What You've Got / Joe Tex
Stand By Me / Ben E. King
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Posted by Kohzoh Usami at 12:07Comments(2)番組内容

2010年12月31日

2010年12月23日/ビバリーヒルズ・コップ


ユニバーサル インターナショナル

年末が近づき休日の今日はお掃除日和ってとこでしょうか。そんな訳でお掃除がはかどる軽快な曲と言うことで、1984年、エディ・マーフィの名前を一躍有名した映画「ビバリーヒルズ・コップ」のサントラ盤を特集してお届けしました。
このビバリーヒルズ・コップって映画、コメディ色の強い刑事ものの映画なんだけど、最初に脚本があがった時にはシルベスター・スターローンが主役をやる予定だったんですね。でも、スターローンが脚本にあるコメディ色を排除してタイトルも「コブラ」に変更するとなったんですが、予算の都合でキャスティングを変更し映画化されました。このスターローン案はのちに彼が主演した「コブラ」という映画になっています。
このビバリーヒルズ・コップで、エディ・マーフィのマシンガントークが有名になりました。映画のヒットで続編も作られましたが、しばらくはエディ・マーフィ主演の映画では、このマシンガントークは切り離せないものとなりました。ただ、このマシンガントーク、彼のキャリアを大きくしたのは間違いないですが、なかなか別のキャラクターに切り替えるのが大変だったようです。余談ですが、彼エディ・マーフィのマシンガントークは、ラッシュアワーでジャッキー・チェンと共演したクリス・タッカーが受け継いでいますね。
さてここでちょっと映画に触れてみましょう。シカゴの型破りな敏腕刑事のアクセル・フォーリーこと、エディ・マーフィ。彼の親友が殺された事で、そのヒントをビバリーヒルズにあるとにらみ、休暇をとって単身ビバリーヒルズに乗り込んだアクセル。シカゴのごみごみした街とは違い、セレブが集まるビバリーヒルズ。そのギャップの描き方も面白かったですね。
そんな中、得意のマシンガントークで高級ホテルのスイートルームをシングル価格でキープするアクセル。
映画だからこそあり得る展開で、口先だけでどんどん展開していくんですが、内容どうのこうのを楽しむ映画と言うより、エディ・マーフィのはちゃめちゃぶを楽しむ映画なんですね。それでもチラッと垣間見ることができるアクセルの知的な部分が映画のいいスパイスになっています。それが敏腕刑事につながってるんですよね。そのあたりの描写も観ていて気持ちいいですよ。
このビバリーヒルズ・コップは3年後の1987年に続編としてビバリーヒルズ・コップ2が公開され、さらに時間をおいて1994年にビバリーヒルズ・コップ3が公開されています。
さらに2008年頃から、ビバリーヒルズ・コップ4の制作が決まり、2010年に公開との話がありましたが、どうなっているのでしょうか。上映の噂は聞きませんね。
1作目のビバリーヒルズ・コップが公開された時代は、ハリウッド映画界も元気でした。今のようにCGもなく、役者やスタントマンが体当たりの演技をしており、映画そのものの作り込みや脚本もしっかりしていましたね。もちろん昨今のCGをふんだんに使った映像というのは素晴らしいものがありますが、人間臭い映像つくりが主だったこの時代1980年代の映画は今でもそれなりに楽しめますね。

オンエアはコチラ
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The Heat Is On / Glenn Frey
Don't Get Stopped In Beverly Hills / Shalamar
Do You Really (Want My Love) / Junior
Neutron Dance / The Pointer Sisters
Stir It Up / Patti LaBelle
Rock 'n Roll Me Again / The System
Gratitude / Danny Elfman
New Attitude / Patti LaBelle
Emergency / Rockie Robbins
Axel F / Harold Faltermeyer
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Posted by Kohzoh Usami at 11:52Comments(0)番組内容

2010年12月31日

2010年12月16日/ザ・キング・トーンズ


ポリドール

世間はクリスマス一色ですが、この番組だけは独自の路線で貫きますよ。今日は、かな~り古い曲を特集します。以前、ラッツ&スターを特集した時に、日本のドゥアップの元祖とも言うべきグループとして紹介した事があります、ザ・キング・トーンズを特集してお届けしました。
1曲目は「ドゥワップ・トゥナイト」をお届けしましたが、この曲はドゥ・ワップですが、他の曲はどちらかと言えばR&B・リズムアンドブルースのコーラスグルーブって感じですね。
今日は懐かしいと言うより、初めて聴く方のほうが多いんじゃないでしょうか。
このキング・トーンズは、1959年に結成しているんですね。活動拠点が米軍キャンプと言うんだから、時代の古さが伝わると思います。
ボーカルの内田正人さんは1936年生まれなんです。74歳ですよ。まだ現役ですよね。すごいです。声も変わりません。
若い頃の容姿は知りませんが、私の知ってる内田さんはサングラスをかけた丸顔のおっちゃんなんですね。でも、存在感がすごい。
キングトーンズと言えば、和歌山の人にとって覚えのあるところで、JAのコマーシャルで「わっわ~和歌山~」って歌ってましたね。和歌山県のコマーシャルソングでした。当時、有線リクエストの県内第1位にもなったそうですよ。
それから1994年に和歌山マリーナシティで行われたリゾート博の中でも歌ってたように覚えてるんですが、どうだったでしょうか。
そして名曲「グッド・ナイト・ベイビー」。この曲、1969年のオリコンで2位に輝きました。さらにアメリカ・ビルボード誌R&B部門で48位になっています。
当時のレコード販促のコピーとして「忘れられないこのメロディー R&Bの決定版!!」とあったそうです。
それから番組でおかけした「ライオンは寝ている」。元々は1939年にソロモン・リンダによってかかれた曲で、彼のグループ「イブニング・バーズ」によって演奏されました。
南アフリカでは1940年代に10万枚も売れるヒット曲となりも後にアフリカのアカペラの音楽スタイル「ムブーベ」の元となったそうです。有名な曲ですよね。
かなり古い曲ばかりでしたが、今でも十分通用するんじゃないかなと思います。

オンエアはコチラ
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Doo-Wop! Tonight
In The Still Of The Night (夜の静寂に)
涙のグラジュエーション・デイ
エンドレス・サマー
オンリー・ユー
グッド・ナイト・ベイビー(英語版)
ドック・オブ・ベイ
煙りが眼にしみる
ライオンは寝ている
マウンティン・ハイ
ベイビー・ カム・ホーム
マッチョ・マン
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Posted by Kohzoh Usami at 11:43Comments(1)番組内容

2010年12月31日

2010年12月9日/カーペンターズ


ビクターエンターテイメント

世間はクリスマス一色。クリスマスソングで街の賑わいをよりいっそう楽しいものにしているようです。
が、この番組ではクリスマスとは無縁で進めていきたいと思います。ただね、年末の慌ただしさを少しでも緩和できるような曲選びをしているんですよ。と言うことで、今日は兄弟のポップスデュオ「カーペンターズ」を特集しました。
カーペンターズと言えば「イエスタディ・ワンス・モア」。1973年にシングルリリースされたご存知・超有名曲です。1973年のビルボード・ホット100で第2位に。そして日本・イギリスではカーペンターズ最大のヒット曲となり、日本での公称セールスは100万枚以上。オリコン洋楽チャートでは26週間、第1位に輝きました。
また「スーパースター」は1969年にデラニー&ボニーが発表した曲で、1971年にカーペンターズがカバーして世界的に大ヒットしました。
テレビでベット・ミドラーが歌っているのを見た兄が妹・カレンにぴったりだと思いカバーしたそうですが、歌詞はオリジナルから一部書き換えられているそうです。
それから「プリーズ・ミスター・ポストマン」。これはカーペンターズと言うより、オールディーズと言った方がいいかも知れません。1961年マーヴェレッツが歌った曲で、同年1961年にのビルボード週間ランキング1位を獲得、年間ランキングは19位でした。そしてダイアナ・ロス、ジャクソン5、テンプテーションズ、スティービー・ワンダーという名だたる歌手・グループにカバーされた曲なんですね。そしてカーペンターズは1974年にカバーし、全世界でチャート1位に輝きました。
さて、このカーペンターズ。お兄さんリチャード・カーペンターと妹、カレン・カーペンターの兄弟デュオで、私のイメージは優等生ポップスシンガーって言うイメージでしたね。
活動は1969年から1983年。残念な事に妹カレンの死去により活動が中止されました。

オンエアはコチラ
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Yesterday Once More
Superstar
Rainy Days And Mondays
Goodbye To Love
Sing
Top Of The World
Jambalaya (On The Bayou)
Please Mr. Postman
Only Yesterday
The Rainbow Connection
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Posted by Kohzoh Usami at 11:33Comments(2)番組内容