2010年04月15日

2010年4月15日/小野リサ


株式会社EMIミュージック

4月15日は私なりの春から初夏にかけてのイメージであるボサノヴァ。その中でも、日本国内では、もっともメジャーであると言っても過言ではない「小野リサ」を特集しました。
彼女が奏でるなんとも言えないふわっとした空気感はスタジオ内まで浸透し、ディレクターも眠いを連発する始末。とってもいい空気感の中、番組を進める事ができました。
小野リサ本人のエピソードとしては、彼女が生まれる前、父親のブラジル音楽好きがこうじてブラジルへ渡りライブハウス「クラブ一番」を経営することに。そんな彼女が生まれたのはブラジルのサンパウロ。子どもの頃からブラジル音楽の中で育った彼女は、10歳で日本へ帰ってきました。幼少の多感な頃に体に染みついた音楽性が今の小野リサを支えているんでしょうね。

オンエアは以下の通り。
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1.GAROTA DE IPANEMA <2006 Version>
2.'O SOLE MIO
3.C'EST SI BON
4.MALAIKA
5.QUIZÁS QUIZÁS QUIZÁS
6.ECLIPSE
7.CACHITO
8.EL BODEGUERO
9.CANCIÓN PARA SANTIAGO DE CUBA
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今回は箸休めコーナーはありませんでしたが、小野リサのボサノヴァをイメージして絵画の話をしました。
まずは4月15日が誕生日のレオナルド・ダ・ビンチ。

最後の晩餐(1495-97年、サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会壁画:油彩・テンペラ)

そして同じ誕生日のもう一人の画家、テオドール・ルソー。

アプルモンの樫、フォンテーヌブローの森(1852 オルセー美術館)

さらにルソーと同じバルビゾン派の中の一人、ジャン=バティスト・カミーユ・コロー。

モルトフォンテーヌの思い出(1864 ルーヴル美術館蔵)

そして、有名なジャン=フランソワ・ミレー。

落穂拾い(1857 オルセー美術館)

あとは番組内で、ボサノヴァ=春のあたたかい、ふわっとした感じをイメージさせる絵として紹介した画家の一人、ピエール=オーギュスト・ルノワール。

ムーラン・ド・ラ・ギャレット(1876年 オルセー美術館)

そして、もう一人はジョルジュ・スーラ。

グランド・ジャット島の日曜日の午後(1884-86)

いかがでしたか、見覚えのある絵もあったのでは?
来週は、私の青春時代どまんなかの「アリス」を特集します。お楽しみに。
特集して欲しいアーティストも募集しています。  


Posted by Kohzoh Usami at 17:38Comments(2)番組内容